RAIDボックス

 パソコンの大敵は何と言っても雷などの天災ですが、それよりも頻繁に起こるのがHDD不良です。例えHDD自体は故障していなくても、突然何らかの原因によりHDDの中のクラスタ(データ保存領域)異常が起こったりします。システムファイルが壊れてしまってOSを起動できなくなってしまう事もしばしば、こ、これは何とかせねば…(^_^;)

 こんな時便利なのがRAIDシステムです。RAIDには0〜5まで色々なタイプがありますが、HDDの不良に対応するにはRAID1(ミラーリング)で十分ではないかと思います。つまり、同じHDDを2つ用意して、同じデータを同時にそれぞれのHDDに保存して行く訳です。もし、どちらかのHDDに異常が発生しても、片方の正常なHDDからデータを呼び出す事ができるので、システムを停止することなくコンピュータの運用が可能です。

ソフトRAIDとハードRAID

 RAIDの実現には、OSにインストールされたソフトを使う方法と、OSには全く依存しないハード(周辺機器)を使う方法とがあります。ソフトRAIDは当然OSに依存する部分が大きいので、パフォーマンスもかなり下がりますし、又時間も相当かかります。一方、ハードRAIDはRAID用の専用機器を別途取付けるので、OSに依存する部分は全くありません。ハードRAID機器単体の機能でRAIDを実現します。

 ハードRAID機器にはPCIバスに差すカード型の物や、3.5インチベイに格納するベイ型、更には5.25インチベイに格納するボックス型の物などがあります。

  

 今回うちのサーバ機に導入するのは、設置がより簡単なRAIDボックスにする事にしました。用意するものはRAIDボックスと、同じ型・容量のHDD2基だけです。OS側には設定も何も一切必要ありません。非常に簡単、簡単、ルンルンルン♪(^.^)

ACS-7500A

 今回実際に導入に使用したのは、キング・テックのACS-7500Aと言う製品です。設置には5.25インチベイ2段を要します。HDDケースが2つ付いており、それぞれに同じ型・容量のHDDを取付け、中に収納します。HDD接続ケーブルは通常通り1本で大丈夫です。RAIDボックス自体、マスター・スレーブのどちらでも設定できますので、OSの起動用に使う事も、又重要データのバックアップ用に使う事もできます。うちはWebサーバに設置しますので、当然OS起動用です。
 尚、この製品については注意すべき事が一点あります。それは、Xeon搭載のマザーボード及び、VIA、SiS製のチップセットを搭載したマザーボードにおいて相性問題があると言う点です。うちのパソコンもSiS製のチップを使用しているものが多いので、RAIDボックスからでは起動不良を起こしてしまいました。一応メーカーではIntelのチップセットを搭載したマザーボードを推奨しています。やれやれ…(^^ゞ

 その後、Intelのチップセットを搭載したAOpen製のマザーボードを買って来て、既存マシンのCPU(Celeron 1.7GHz)やメモリを乗せ替えて稼動実験を試みましたが、CPUの相性が合わず失敗に終わりました。そして遂に2005/10/02、このマザーボード対応のCPU(Celeron D 2.66GHz)を新たに購入しRAIDマシンを完成させました。現在、新規の第2サーバ機として稼動しています。


RAIDマシン

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