ケースと電源ユニット

 パソコンを自作する場合、全てのパーツの入れ物となるケースの形状は一番重要です。最近のパソコンは省スペース型のスリムタワーが主流ですが、これでは全く拡張性がなく、自分流のパソコンを組み立てるのに障害となってしまいます。やはりここは少々場所を取っても、拡張性に優れた大きいタワー型ケースを選びましょう。

5インチフロントベイと3.5インチフロントベイ

 5インチフロントベイとは、通常CD-ROMなんかが装着されている部分の事を言います。市販のマイクロタワー型パソコンの場合、5インチフロントベイは2つが標準です。それに1つは既にCD-ROMなどで埋まってしまっています。

 複数のOSをリムーバブルディスクの前面差し替えによって使い分けたい場合、5インチフロントベイが最低3つはあった方がいいでしょう。HDDを前面差し替え式にする場合、マスターだけでなくスレーブの方も装備しておくと、データのバックアップ用HDDなどを用意するのに大変便利です。同じHDDをパーティションを分けて使っている場合、そのHDD自体がクラッシュした時には、全てのデータが飛んでしまう事になってしまいますから(^^ゞ

 ここに示しているのは、5インチフロントベイが3つと、3.5インチフロントベイが2つ付いたものです。3.5インチフロントベイとは、フロッピーディスクなどが装着されている部分です。市販のマイクロタワー型パソコンの場合は、1つだけしか用意されていないものがほとんどです。3.5インチフロントベイが2つ以上あれば、空いた部分に内蔵型のカードリーダーやMOドライブなどを装着する事ができます。

拡張カードスペース

 ケースの裏側には各種拡張カード(LANカードやビデオカードなど)を差し込むスペースがあります。左図のようなミドルタワー型やフルタワー型の場合、ケースの縦サイズが大きい分、拡張カード類も7つ以上は差し込めるようになっています。

 後から、グラフィックカードやビデオキャプチャーカードなどを追加したくなった場合、この部分が最も重要になって来ます。市販のスリムタワー型パソコンなどは、この部分がせいぜい2〜3つくらいしか用意されていません。しかも、1つは何かで既に埋まっている場合が多いです。ご注意下さい。

電源ユニット

 電源ユニットも安いものでは3,980円くらいで手に入ります。ワット数は350Wくらいが標準でしょうか。最近のものはPentium4対応の電源ユニットが通常です。購入の際には、マザーボードへの電源供給部分(左図のコードの先の白い部分)の形状に注意して下さい。最近のマザーボードは、真四角の電源供給ソケットが1個必要になっています。

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