理想体重ゲッター
「VBの小部屋」のサンプルプログラムを、VB.NETに移植して見たいと思います。まあ、移植と言ってもほとんど同じなんですけどね(^^ゞ簡単なプログラムなので、VB.NETで拡張されたような機能も使わないだろうし。
フォーム作成
SharpDevelopで新しいプロジェクトとして「理想体重ゲッター」を登録します。次に中央のMainForm.vbのデザインタブをクリックし、中のフォームのサイズを調整後、下図のようにプログラム部品を貼り付けて行きます。
見やすくする為に、フォーム部分だけをズームアップしましょう。
SharpDevelopのフォームには、VB6.0のような区画用の点々がありません。代わりに、貼り付けを行う際に補助線のようなものが現れます。もちろん部品を貼り付けた後の部品同士の位置の調整も自由自在です。
各部品のプロパティ
では次に各部品のプロパティを見て行きましょう。今回、各部品の名称は全てデフォルトのものを使用します。もっと複雑なプログラムになれば、もっと区別しやすい名称に変更してやる必要があるでしょうが…。
■MainForm(メインフォーム) まずフォーム自体に名前を付けてやりましょう。「Appearance」の「Text」欄に「理想体重ゲッター」と打ち込みます。 次に、キーボードの「Enter」キーを押した時に、デフォルトで「計算」ボタンが反応するように、「Misc」の「AcceptButton」に「button1」(計算)を選択します。 ■textBox1(テキストボックス) ■button1(コマンドボタン) SharpDevelopでは、テキストボックスを作成した場合、デフォルトではテキストボックスの中には何も表示されていません。VB6.0のようにいちいち中の表示を消してやらなくてもいいので、少し手間が省けます。 ボタンに表示する名前をデフォルトの「button1」から「計算」に変更してやります。「Appearance」の「Text」欄に「計算」と打ち込みます。
button2とbutton3についても、同じような処理をします。
プログラムコード
では最後に、各ボタンを押した時の処理コードを記述して行きます。今回のプログラムは非常に簡単なものなので、各コマンドボタンを押した時の処理コードをソースに書いて行けばそれでO.K.です。ソースコードを表示した画面は下図のようになります。
では、各ボタンを押した時の実際の処理コードを見て行きましょう。上図に表示されているものの上から順に見て行きましょう。
■「終了」ボタン(button3)
Sub Button3Click(sender As Object, e As System.EventArgs)
'フォームを閉じる
Me.Close
End Sub「Me」は自分自身を指しますので、「Me.Close」はフォームを閉じる命令になります。
■「リセット」ボタン(button2)
Sub Button2Click(sender As Object, e As System.EventArgs)
textBox1.Text = ""
textBox2.Text = ""
End Sub「リセット」ボタンは、テキストボックス内の文字列をリセットする為のボタンなので、このボタンが押された時は、各テキストボックス内の表示をなしにする命令が書かれています。
■「計算」ボタン(button1)
Sub Button1Click(sender As Object, e As System.EventArgs)
'変数の宣言
Dim tall As Double
Dim weight As Double
If textBox1.Text = "" Then
MessageBox.Show("データが入力されていません。", "注意")
Else If Not IsNumeric(textBox1.Text) Then
MessageBox.Show("データが不正です。", "注意")
textBox1.Text = ""
Else
tall = CDbl(textBox1.Text)
weight = (tall / 100) * (tall / 100) * 22
textBox2.Text = weight
End If
End Subここがこのプログラムのメインとなる部分です。まず変数「tall」と「weight」とをDouble型で宣言します。(小数になるので。)次に「貴方の身長」欄に何も打ち込まれなかった場合の処理を書きます。いわゆるエラー処理です。「MessageBox.Show」メソッドはメッセージボックスを表示する命令です。この次もエラー処理ですが、「貴方の身長」欄に数字ではなく文字を打ち込んだ場合の処理内容です。こちらもメッセージボックスを表示しますが、その後打ち込まれた内容をクリアする命令も書き込みます。最後にメインとなる計算処理です。きちんと数字が打ち込まれた場合、その値をDouble型の数値に変換して、変数「tall」に格納します。そして、その値を元に計算された理想体重の値を変数「weight」に格納し、「理想体重」欄に表示します。
続けて計算したい時は、「リセット」ボタンを押して各テキストボックスの内容を消去し、再度計算処理を行います。プログラムを終了したい時は「終了」ボタンを押せばフォームが閉じられます。
今回のは非常に簡単なプログラム例ですので、余り参考にはならないかも知れませんが、このようなものの積み重ねで大きなプログラムも出来ているのだと言う事を分かって頂けたら嬉しいです。では、ごきげんよう(^o^)丿
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